pm2.5の中国での原因と対策は?被害や基準値はどうなってる?
- 2016年12月27日
中国の冬といえば、pm2.5の嫌な季節になってきました。
冬場は警報が発令されるなど、
されなくても外出前のpm2.5の数値チェックは欠かせません。
特にお子さんがいらっしゃる家庭では気にされる方も多いのではないでしょうか。
ちょうどこれから中国に渡航される方からpm2.5対策について質問があったので
今回はpm2.5の発生原因や中国生活での我が家のpm2.5対策についてご紹介します。
pm2.5の中国での原因はこの3つ!

中国のpm2.5の原因はざっくりいうとこの3つです。
・石炭燃焼
・自動車の排気ガス
・工業汚染
冬に特に空気が悪くなるのは石炭ストーブや、
暖房器具に石炭を使っていることがあげられます。
石炭も安くて質の悪いものを使っていて
きちんと環境対策をしていないので大気汚染がひどい状態になっています。
また都市部では地下鉄はありますが、大部分の人の移動手段が車に限られていて、
車の使用頻度が高いこともあげられます。
中国といえば自転車のイメージがあったんですが、今では完全に車社会です。
でも、一番の原因は工業汚染です。
聞いた話によると政府も規制はしているみたいですが、規制の目をくぐって工場を運転していたりいることもあって
規制だけではあまり改善が見込めないのが現状のようです。
pm2.5の中国での対策は?空気清浄機やマスクは何がいい?
pm2.5対策の空気清浄機
今回赤ちゃんと一緒に渡航するにあたって、空気清浄機を調べなおしました。
pm2.5対策の空気清浄機はスバリ
「CADR(クリーンエア供給率)」の数値が高いものを選ぶのがオススメ。
CADR(クリーンエア供給率)とは、
Clean Air Delivery Rateの略で、空気清浄機が1分間あたりに供給する浄化された空気の量を表したものです。
つまり、
「CADRの値が高ければ高いほど、空気清浄機がお部屋の空気を浄化するスピードが速い」
ということです。
我が家ではこの観点から
ブルーエアという空気清浄機を新たに買い足しました。
参考:ブルーエアの空気清浄機
インテリアとしてもなかなかかっこいいデザインなんですが、
CADRの数値も高い!
北京にあるアメリカ大使館では
従業員の全家庭にこの空気清浄機を支給したというニュースが以前ありました。
我が家では寝室用につかっています。
(各部屋に1台ずつ空気清浄機を置いています。)
空気清浄機のメンテナンスは?
空気清浄機の機能を維持するための重要なポイントは
こまめにフィルターの掃除をすることです。
我が家では月に1回のペースでフィルターの掃除をしています。
水洗いできるものは水洗い、不可のものは掃除機で吸っています。
また空気清浄機のフィルター交換は1年に1回行っています。
空気清浄機の機種によって交換頻度の目安が違うと思うので
フィルターの状態を見ながら交換するといいと思います。
我が家は喫煙者は誰もいないんですが、
中国で使っているとフィルターが真っ黒になります。
まだ一度もフィルターをチェックしたことがないという方は要注意です。
フィルターが汚れたままだとどんなにいい空気清浄機でも能力を発揮してくれません。
pm2.5対策のマスク
pm2.5対策には普通のマスクでは効果がありません。
N95という特殊なマスクが必要です。
このマスクは医療用や研究者の方が主に使ったりするくらい目が細かいマスクなんです。
デメリットは目が細かいのでちょっと息苦しいこと。
pm2.5の数値が200を超えるような日はつけて外出しています。
参考:N95マスク
マスクをつけることも大切ですが、
特に子どもが小さいうちは「外出しないこと」を前提に考えたほうがいいと思います。
(理由は次の章で説明します。)
ちなみにこのマスクがない場合でも
空気が悪い日にはいろんな大気汚染物質がとんでいるので
家にあるマスクを着用してでかけたほうがいいです。
pm2.5対策のまとめ。他にできる対策は?
うちの家のpm2.5対策をまとめてみました。
①空気清浄機+フィルターの手入れ
②N95のマスク
③空気が悪い日は外出を控える
④ウェットティッシュを持ち歩く
⑤臭いも気になるならルームフレグランスを置く
⑥拭き掃除
順番に見ていきましょう。
①空気清浄機+フィルターの手入れ
②N95のマスク
こちらについては上記で書いたので省略します。
③空気が悪い日は外出を控える
外出しないためには家族の協力が不可欠です。
うちは子どもがまだ小さいので、空気が悪い日の外出は極力避けています。
こちらでは主人の帰宅時間が早いので、買い物を頼むこともあります。
冬場はどうしても空気が悪くなってしまうので、ご主人と話し合って協力を頼めるといいかもしれません。
青島の日本人学校でも低学年の子はpm2.5の値が80以上の日は外で遊ばないようにしていたり、うがいをするように指導しているようです。
④ウェットティッシュを持ち歩く
外で食事するときは、お手拭きがでないのでかならずウェットティッシュを持ち歩いています。
また手洗いやうがいも大切です。
手や口の中を清潔に保つことで、口から体内に入ってしまうことを防ぎます。
私の場合、少し外にでただけで手が汚れている気がするので、日本にいるとき以上に手洗いするようになりました。
⑤臭いも気になるならルームフレグランスを置く中国では空気の他に外の臭いが気になるので、
日本からもってきたルームフレグランスを置いています。
お部屋の香りがいいと部屋の雰囲気がだいぶ違うので、お気に入りの香りを持ってくるのはオススメです。
臭いの原因は
・マンションの各フロアにいつでも捨てられるゴミ箱があること、
・屋台や臭いがきついレストランが多いこと
・外のゴミ収集所がむき出しなこと
そんなところでしょうか。
いつでも捨てられるゴミ箱は便利なんですが、こんなデメリットもあります。
⑥拭き掃除
掃除機だけでは吸い取れないほこりや目に見えないほこりもあります。
余裕があるときは棚だけでなく、床も拭き掃除も拭き掃除をするようにしています。
それでも膝をついて床を拭くのはなかなか大変だったので、
クイックルワイパーのウェットタイプなどで拭き掃除をしても効果があると思います。
pm2.5の中国での被害はどんなもの?
pm2.5の被害は
・のどが痛くなる
・ぜんそくなどの呼吸器系疾患
・アレルギー疾患
・子どもの成長を阻害する
ことがわかっています。
普段の生活でも、のどがいがいがしたりすることがあります。
またぜんそく、アレルギーなどは抵抗力が弱い子どもに顕著にでる傾向があるようです。
また聞いた話によると妊婦さんにも少し悪影響があって、
北京の妊婦さんの赤ちゃんは少し小さめだというデータもあるようです。
また中国の中でも青島など海に近い沿岸部は空気がいいほうなんですが、
内陸は空気が滞留しているからか常に空気が悪い状態が続いています。
(特に秋から冬は数値が300を前後するような日が続いています。)
そのことが関係しているのかどうかはわかりませんが、
中国の内陸の人は沿岸部と比べて寿命が10年くらい短いというデータがあるようです。
pm2.5の基準値は中国でどうなってる?
中国では大気汚染警報の基準値はこのようになっています。
大気汚染警報の発令基準(参考)
北京市,天津市,河北省の三省市統一基準に基づく警報基準は以下のとおりとなっています。(北京市は2016年12月15日から,天津市は10月27日から適用。)
(1) 赤色警報(1級):AQI(大気質指数)200以上(重度汚染)が4日持続し、かつ(ア)300以上(厳重汚染)が2日持続,または(イ)500以上(いわゆる「爆表」)が1日持続する場合。
(2) 橙色警報(2級):AQI200以上が3日持続し,かつ,300以上が1日以上持続する場合。
(3) 黄色警報(3級):AQI200以上が2日持続する場合。
(4) 青色警報(4級):AQI200以上が出現する場合。
(注)上記のAQIの数値は,日平均値です。AQI200以上の場合は,同一のPM2.5濃度に対し,米国基準,中国基準とも同じAQI値となります。
出典:青島領事館からのメール
赤色警報がでると学校も休みになります。
また、空気の数値はこちらのサイトでいつも確認しています。
中国だけでなく日本の数値も見られるので気になる方はチェックしてみてください。
- 2016年12月27日
- 生活
- PM2.5、原因、基準値、対策、空気清浄機、被害
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